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LW (レーダー) : ミニ英和和英辞書
LW (レーダー)[えるだぶりゅー]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

レーダー : [れーだー]
 Radar
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

LW (レーダー) : ウィキペディア日本語版
LW (レーダー)[えるだぶりゅー]

LWシリーズは、オランダのシグナール社(現在のタレス・ネーデルラント社)が開発した2次元レーダーのシリーズ。長距離での対空警戒を目的としたLバンドレーダーであり、「L」は空を意味する""、「W」は警戒を意味する""に由来する〔。
== 概要 ==
第1世代としては、巡洋艦向けのLW-01駆逐艦向けのLW-02が開発された。LW-01は、メーカー呼称ではSGR-114/06と称されており、11メートル×4.88メートルという巨大なアンテナによって、幅1度という鋭いビームを生成することができた。LW-02は、メーカー呼称ではSGR-114/12と称されており、アンテナは7.8メートル×4.25メートルに小型化されて、ビーム幅は2.2度となった。また、LW-02を元にアンテナ回転速度を変更した派生型としてLW-03も開発されたほか、カナダでは、LW-03のアンテナとAN/SPS-12の送信機を組み合わせた''SPS-501''が開発された〔〔。
LW-02/03の後継とされたのがLW-04である。楕円形アンテナを採用しており、また、デジタル式の技術が導入されている。最大探知距離は、レーダー断面積2m²の目標に対して222km(高度16,764m)であった〔。
LW-05は発表されておらず、LW-06およびLW-07は地上用である〔。
第3世代機として発表されたのがLW-08である。LW-07と同じパルス圧縮技術が適用されており、35,69マイクロ秒のパルスから、短距離分解能を重視して、長いチャープを伴う1マイクロ秒のパルスに圧縮されている。また、本機のピーク出力は150キロワットと比較的低いにも関わらず、平均出力は5.1キロワットとかなり高い部類に属する。この平均出力は、パルス幅1マイクロ秒、PRF 1,000ppsの通常のレーダーであれば、ピーク出力5.1メガワットに相当するものである。最大探知距離は、レーダー断面積2m²の目標に対して269km(高度25,900m)、最低探知距離は2kmであった。また、探知可能な目標の最大速度はM5である〔〔。
なお、カナダ海軍ではSPQ-502として制式化されているほか、民生用の航空交通管制レーダーとしてはLAR-2と称されている。インドの国営軍需メーカーであるにおいてもRAWL-02の名称でライセンス生産され、インド海軍艦船にも広く採用されている〔タレス・ネーデルラント社公式サイト (フランス語)〕〔Defenseworld.net (英語)〕。また、イギリスのは、本機の送信機と、マルコーニ社製のより鋭いビームを形成できるアンテナを組み合わせたものである〔。
''は、本機の送信機と、マルコーニ社製のより鋭いビームを形成できるアンテナを組み合わせたものである〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「LW (レーダー)」の詳細全文を読む




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